勿論マキャフリー氏が一枚噛んでいるのだからＦＴとしても見ても駄作ではない。更に貴方がＳＦとＦＴ両方の愛好家ならば「1粒で２度美味しい」と感じることができるかもしれない。しかし、「歌う船」シリーズの中では毛色の違った１冊で、あまりブレイン船の心理描写に重きを置いていないような気がする。私のようにそれが楽しみで歌う船シリーズを愛読しているものにとっては物足りない感じがするのだ。

中盤は、少し中だるみがあるけど、全体的に楽しめる

ダンブルドアとグリンデルバルドの関係が明らかになります。グリンデルバルドとその信奉者たちの野望を阻止しようとニュート達が「秘密の作戦」で立ち向かいます。

ジョニー・デップが降板してしまったのが残念。でも、新キャラの方がストーリーにマッチしていたかも。次のシリーズが楽しみです。

コレクションなので

クライマックスで伏線が分かった後、もう一度見たくなり、私は三回見ました。緊張感がある中でも、笑いがあって満足です。

トラブルで降板したジョニー・デップ氏の代役としてマッツ・ミケルセン氏が登用され、本作が撮られたわけですが、俳優さんに合わせてキャラクタの味付けが変わったように思えました（私の主観）が、作品としては楽しめました。タイトル通り、ダンブルドアの秘密としてとエズラ・ミラー氏演じるクリーデンスの結末が描かれた本作。主役の影が薄いというか、主役の出番が少ないようにも思えましたね。まぁ、ジェイコブとかその元彼女の魔法使いとか登場人物も多いから仕方ないのでしょうが。これで終わったようにも思えないので、まだ続くのかな？という感じです。