物語の中心となるのは９歳～１２歳のアイドルの卵たち見所は彼女たちの子供らしい愛らしさそして、大人顔負けの覚悟です「子供だから」と侮れない強い信念をもって、彼女たちは仕事に挑戦していきます。殻を破り成長していきますその姿は実にいじらしく応援したくなるもので、見ていて涙を流すこともありました見たあとに爽やかな気持ちになれる良い作品です

作画はきれいだし、アニメもきれいでよかったけど、ストーリーはありがちなアイドル物で特筆すべき点も特になしです。主人公？のマネージャーは不思議能力がある設定だけど特に生かされた描写はなく、なんだかなという印象。某所で2022年のアニメＮｏ１になっていたので見てみたけど、そこまで評価できるものではないと感じた。

スタジオ櫂（ゴンゾ沖縄＋シンフォギア制作サテライト離脱組）の作品。世界観設定・小説執筆・脚本は駱駝（代表作：俺を好きなのはお前だけかよ）のアイドルもの主人公のひなせ なおきマネ（嘘を付いてる人間が光って見える）がジョウロと同じ声優はお約束。ただラブコメ要素は薄く、アイドルたちの苦悩や挫折からの立ち直り成長していくという王道で良い有能マネージャーをつけて中野サンプラザ2000人目標で達成できなければアイドルグループ解散という主題がある。特にライブシーンは、シンフォギアで培った動く綺麗な絵で素晴らしい。あと、駱駝の得意とする時間軸の交差（俺を好きなのはお前だけかよでの、去年の野球部の地区大会の決勝）が見事に調和し伏線が最終回までちゃんとしていて、1話のハルのひなせマネを発見が最終回の忘れ物に繋がっているのは見事である。視聴して感じて最後良かったと思える作品は、監督（ウマ娘1・2期）の力も有りいかんなく凄いの一言。

他のアイドル作品と大きく違うのは敏腕マネージャー日生直輝が「嘘を付いた人が放つ輝きを見える力」を持つこと。ひとつ気になったのは青天国春がアイドルとして優秀過ぎて周囲との軋轢を生むのなら、ソロデビューの話があってもおかしくなかったのでは？特に面白かったのは玉城杏夏の熱心なファンが頻繁に幸せそうに失神していたこと。あとは紆余曲折を経てTINGSがアイドルとして立派に成長して嬉しかった。百合好きとして楽しめる部分もあって更に良かった。楽曲はどれも聴いてて元気が湧いてくる良曲揃いだった。

主人公がむっちゃ地味。途中まで主人公と一緒にグループをひっぱってるはずのロングの子も地味。なんなら最初のうちこのふたり区別つかない。ふつうに考えて初期の3人が並んでたら多少ポンコツでもツインテ金髪が一番人気じゃねキャラ立ってるし。たしかに絵はきれいだけど描き分けが甘いのもあって、「きれいでかわいい」はずのトップ2人の絵が無難すぎて、mob感がはんぱねえ。画力に奢った感がある。本気とやらを出したらキャラ変わるのかと思ったらそんなことなかったし。まあ、「みんなが傷つくから本気出さないの」とか言ってる子が「シャインポストになるのキラキラ☆」って、そもそも矛盾してるとは思う。ムリありすぎ。他のエピソード考えるべきだった。あと演出が中途半端。とりまテンプレっぽくカット割りしましたというかんじ。で、コンテにそっててきとうにキャラ置きました感。細かい構図バランスとかは考えてないんだろうなと感じた。さらに言うと止め絵はたしかにかわいいけど、動いてないアニメではある。ステージシーンは、おそらくCGポリゴンで動かしてから絵をつけている。練習シーンだとダンスでもほぼ動いていない。典型的なのは金髪ツインテが歌うシーンのアップ。1枚1枚の表情はたしかにいいんだけど、つながってない。アニメになってない。けっきょくいちばんの見どころはアイキャッチの止め絵とエンドロール。アニメ塗りだけでここまで描けるんだなと、そこは本当にすばらしい。というわけでアニメ塗りイラスト的止め絵を楽しむアニメ。金髪ツインテと私様がキャラ立っててかわいいので最後まで見たよ。声優さんもよかったです。あと、テレビで「にっがーい」って言っちゃったのってむしろおもろいから放送されて動画で拡散されそうｗｗｗ

リアタイでもみてたけどあらためて見直してみたらやっぱ最高でした！！　みんなめっちゃがんばってるしライバルたちもみんないい子だし、りお様ソロのとこなんてほんとやばいし。歌もストーリーもすごくいいし、キャラもかわいいし絶対見たほうがいいと思います！！！

またアイドル物ですか～と期待せずに見始めたらハマってしまいました。

序盤～中盤は個々のメンバーの背景や心情に深く入り込んでいてとても素晴らしい出来。後半の展開はややベタな感じはあるがまあ及第点。演出面は2011年のアイマスアニメの影響を強く感じる反面、本作はCGも効果的に使って高品質を実現している。特にライブのアニメーションは臨場感がある。キャストは棒だったりキンキン声が耳についたりするが、若手がメインなのである程度仕方がないかも。全体的に見れば平均以上の良作で、アイドルアニメというだけで敬遠しているなら勿体ない。通常ED曲の「パレットガールズ」も特筆に値する良曲で一聴の価値あり。

（このレビューは必要最低限の少しのネタバレを含みます）減点法で語りたくない。そう思う稀有な作品でした。不満が無いこともない。あえて先に並べてみよう。まず何より、作品のタイトル。そもそも「シャインポスト」って、全然アイドル作品っぽくない。例えばテレビの番組表でこの文字が表示されてて、これがアイドルアニメだと一体どれだけの人が理解するのだろう？単語も別に、ワクワクしない。そこから何かの妄想を私は広げることは無かった。だから最初、私はこの作品の存在自体を全く認知してなかった。せめてダサくてもいいからサブタイルでも何でも付けて、内容の表現と、フックするための情報を一文に散りばめて欲しかった。なろう作品があれほど内容を説明することに徹した酷い（ごめん）タイトルになっているのは、工学デザインと同じように競争と淘汰の中で生まれた必然の戦略だ。作品過多の今の時代に「シャインポスト」のように端的な単語だけで許されるのは、鳴り物入りでリリース前から大注目な有名作品だけだと思う。結果、完全に埋もれた。そしてその埋もれた原因で関連するのは、地味なキャラデザ。売れてない地下アイドルとしてはある意味で正しいんだけど、しかし物足りない。デザインに「おっ」と思うアイディアがまったく無くて全体的に無難だったり、いやむしろモブかと思うような不要なノイズが散見出来る娘も居る。（その子のファンもこれを読むと思うので具体的な表現は控えます）あと、いまいち活かされてないマネージャーの特殊能力。この作品最大の個性なのだから、それを使ったもっと独特な展開を見せて欲しかった。見透かしていることがどのように物語に絡んでくるのかと期待してたが、結果的にはブレない補佐が出来るというだけに近かった。例えば電話で話すとその能力は発揮できないのだから、それを使った上手いトリックなんかを勝手に想像してしまった。そして個々の成長を物語の主軸にしているのでどうしても気になる、成長表現。ダンスの成長だけはまあわかったけど、後はどうだろう？特に「とある子だけがズバ抜けて凄い」というのが、とにかく解りづらい。本気の彼女は、どう凄いの？　そして皆はどう追いついたの？スクワットとか基礎トレばっかりしている二人にも疑問。本気でそれでライバルになるつもりなのか？　過去と比較してどう成長した？それを目に見えてわかるように演出する工夫や努力が足りなかった。便利な言葉で誤魔化すのは良くない。……とまあ、こんな風に減点法で考えると、☆3ぐらいに落ち着きそう。しかし私は結果的に☆5の満点をこの作品に捧げたいです。以下はその理由。とにかく、葛藤とそれを克服していくドラマが良かった。好きな物語でした。アイドル作品には特に思い入れがなくて、むしろ敬遠気味だった私だったが、三話から一気に最後まで観ることになるほど楽しめた。人数を絞って丁寧に掘り下げている姿勢は好感が持てる。それぞれに違う角度から違う明確な問題が提示されていて、それを打破していく過程が美しかった。振り返ると全体の構成が良かった。飽きさせない工夫されたアイディアがたくさん見かけられた。たぶん何度も吟味して、何度も組み直して苦心して今に至ったのだろうと思う。特に二人がライバルだった理由や、実はとある子が経験者で本気を出してなかったという設定は斬新で面白い試みだったと思う。そして「どうしてそうなったのか？」へのアンサーもしっかりしていて、納得できる理由だった。惜しむらくは、たぶん裏側では並大抵ではないストレスや努力を積み重ねていたわけで、それが解消されて解放された時の感情表現が物足りなかったこと。「怖かった」「大切だった」「ずっと我慢しててつらかった」ただ泣いているだけじゃなくて、ちゃんとその境遇を主張させてあげないと、一部の人には伝わらないまま嫌味が残るだろうと心配をしてしまった。あと個人的には、歌の歌詞も刺さりました。愚直なまでにストレートで、少し気恥ずかしくて、でもだから良かった。これぐらい解りやすいほうが私は好きだ。後で歌詞カードとか確認して初めて解るような、変なこだわりはいらない。物語に乗って、視聴している時にその場でメッセージが伝わるほうが良いに決まってる。ライブの曲がショートバージョンばかりなのであっさり終わってしまい、メロディがあまり印象に残らなかったけど、まあそれは物語に尺が必要だったいう解釈で気にしないことにします。もちろん多くの人が評価している通り、作画も素晴らしかった。たぶんとても沢山のお金と時間と、そして愛情を込めて丁寧に作ったのだろうと軽く予想できる。画面からそれは確かに伝わってくる。部分的な3Dモデリングの使い方も上手で違和感はほとんど無かった。この作品を好きになった私のようなファンは、きっとこう感じることだろう。「ああ、観てくれたら、きっとこの良さはわかってくれるはずなのに……！」まるでそれは、最高の職人によってつくられた、地味な苺大福。食べたら、中には最高に甘くて美味しい最高の苺が隠されているのだけど見た目は単なる大福だから、今時の若者には地味過ぎる。しかも商品名も気取った横文字なんかを使ってて、ピンと来ない。だから全然売れてない。腹が立つ。でも私は知ってる。この苺大福が最高に美味しかったことを。

有象無象のアイドルアニメが作られ消えていく中、話題に上ることも無く消えていく。諸行無常、本当に何を考え作られているのか。大人の事情か。アイドルマスター、ラブライブ、その他もろもろ、色々と比較されるだろう。逆にチャレンジしようとするその心意気や良し。私の知る限りでは近年ではゾンビランドサガを超えるアイドルアニメは無いと考える。さて、このアニメも近年のアイドルアニメと同じく全く話題になっていなかったが、ラブライブが強すぎる…制作会社がウマ娘を手掛けたスタジオKAI、しかもひょっとしたらゾンビランドサガの映画を担当するかもしれんという噂が出ていたので取りあえず視聴した。はっきり言えば可もなく不可もなし。確かに絵柄はきれいである。動きも良い感じではある。しかし、やはり何かが足りない。なんだろう。色々と人間描写も描かれてはいる。だが、アイドルを目指した動機がほとんど同じプロセス。しかも、なぜか目標にすらなっていない、とういかすごいというだけで終わる存在。大体、ソロのアイドルで開眼して、やってるのはグループアイドル？何それ。観客との関係性も入れている。しかし特徴の無い観客。それを多く入れても逆に安っぽい、説得感が無い。そもそもが上から目線で説明臭すぎる。応援している感じが全然しない。気絶って。もっとすごいパフォーマンス見たら死ぬのか？おそらくギャグなんだろう。ペンライト、サイリウム？は一色だし。推しはいないんか？というか、キャラを色分けするのはゾンサガだけ？まさかだよね。結局このアイドルグループは個々の人物には個性はそんなにないんだね。歌も至って平凡。無難に視聴者に合わせている感じ。神曲って。神曲が氾濫している。ウマぴょいの方がよっぽどインパクトある。キャラもなー。かわいいだけで、なんか感情移入できないし。ほんとアイドルマスターにプラスなんちゃらした感じしかしない。マネージャーの変な能力も、あれ必要か～ってなったし。というか、もっと孔明みたいに実務的なスキル見せろよってなった。ま、別アニメになるかもしれんが。切腹女子も意味わからんし。なんでそういうキャラにするん。とにかくキャラが既視感あるアニメキャラで、それにアイドルやらせた感がいただけん。ギャグなのかって思ってしまった。私的には疑問しかないが。いや、これは深い意味があるギャグアニメなのだ。そうやって自分に言い聞かせれば見れるアニメである。ともあれ、このアニメを高評価している人は自分の感性を信じ応援し続ければいい夢が見れるのではなかろうか。近頃のアイドルアニメに比べてしっかりと作られている感じはするから。しかし、ゾンビランドサガはすごいアニメだったんだなと再確認させられた。